【Function Callingとは】 Function CallingはOpenAIのGPTモデルが関数を呼び出す機能です。ユーザーのクエリと一連の関数をGPTモデルに送信し、モデルが関数を呼び出すためのJSONオブジェクトを出力します。このJSONオブジェクトは、あなたのコードで関数を呼び出すために使用することができます。
【Function Callingで出来ること】
- ユーザーのクエリと一連の関数をGPTモデルに送信する。
- モデルが関数を呼び出すためのJSONオブジェクトを出力する。
- JSONオブジェクトをパースし、存在する場合は提供された引数で関数を呼び出す。
- 関数の応答を新しいメッセージとして追加し、モデルに送信する。
【Function Callingで出来ないこと】
- モデル自体が直接外部APIやデータベースにアクセスすることはできません。それは開発者のコードが行います。
- モデルが自動的に関数の結果を理解するわけではありません。関数の結果は新しいメッセージとしてモデルに送信され、モデルはそのメッセージを見て次のステップを決定します。
【Function Callingの使い方の例】
- ユーザーが目的を自然言語で指定します(例:「ボストンの現在の天気を知りたい」)。
- その目的に対応する関数を定義します(例:get_current_weather(location, unit="fahrenheit"))。
- 定義した関数はJSON形式で値を返す必要があります。
- GPT-3.5-turbo-0613に対するクエリを作成し、送信します。このクエリは、ユーザーの目的に対応する関数を呼び出すように設計されます。
- GPT-3.5-turbo-0613は、関数を呼び出すためのJSONオブジェクトを生成します。
- このJSONオブジェクトを解析して関数を呼び出し、その結果をユーザーに返します。